2020年10月26日に第203回国会(臨時会)が始まり、小川かつみ氏(日本理学療法士連盟政策推進顧問)が参議院厚生労働委員長に就任されました。
国会における委員会は、本会議での議論をするための事前の話し合いの場で、衆参両院にそれぞれ設置されており、厚生労働委員会は衆参両院に設置されている17の常任委員会のひとつで、厚生労働省の所管事項に関する年金、医療、介護、福祉、雇用・労働問題など、国民生活に密接に関連した議案や請願などを専門的に審査し、また国政調査を行う委員会です。
その委員長にはじめて理学療法士である小川かつみ氏が就任することになりました。この重役に小川かつみ氏が就任できたのは、これまでの小川氏の厚生労働政策をはじめ様々な活動が認められた結果といえます。
また日本理学療法協会、連盟が平均年齢約34歳と若い組織にも関わらず、しっかりとした臨床活動、政治活動も国政において認められているからだと推測します。
小川かつみ氏には人生100年時代を見据えて、地域(予防)、福祉、介護、医療において全て精通している理学療法士として、より健康寿命を延ばせる政策実現をしていただき、理学療法士が国民の健康及び生きがいにしっかり寄与できる一つの職種であることを証明できる機会を増やしていただければと思います。