5月12日金曜日にTKP新橋カンファレンスセンターにて田中昌史全国後援会主催 政経セミナーがハイブリッド形式で開催されました。セミナーでは地域でのリハビリテーション推進に向けて~地域包括ケア推進・深化に向けた「伴走型保険者支援事業」の取り組みの紹介~をご講演いただきました。
田中昌史氏から、リハビリテーションは医療費の削減の効果があることを訴え、やらなければならないことはやると提言されました。
そして石川県理学療法士会会長 北谷正浩氏から、5月5日に能登半島地震の報告があり、今回のテーマになっている地域でのリハビリテーション推進として伴走型保険者支援事業の取り組みについて説明されました。
伴走型保険者支援とは、「地域包括ケアシステム」の深化・推進において、公的サービスにおける具体的な課題解決を目指すアプローチと住民とのつながりを続けることを目指すアプローチ支援を両輪と考えます。そして特につながり続けることを目指すアプローチとして、支援者である保険者が住民1人ひとりの個別的なニーズや様々な生活上の困難に対し住民自らを活かしながら、自律的な生活の継続を支援できるようにするものです。
地域でのリハビリテーションを推進するためには、地域課題解決において「住民力」を活かすこと、活動としての財源、人材育成(会員への投資)、事務局機能の強化、会員意識の変化への対応、公益事業として会費外収益(持続可能な士会活動の運営基盤強化)が必要とまとめられていました。
また、この領域に関わる人材をいかに継続的に確保できるかが重要であるとの話もされており、これからも国民に必要とされる職種であり続けるために取り組みを行ってまいります。