会 長 山根 一人
平素より、日本理学療法士連盟の活動に対し、力強いご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、全国各地において連盟活動の推進と啓発の先頭に立ち続けておられる理学療法士の皆様に、心より敬意を表します。さて、2026年2月21日に開催された当連盟総会におきまして、引き続き第2期(1期3年)の会長としてご承認をいただきました。この重責を改めて深く受け止め、強い覚悟をもって新たな任期に臨んでおります。
2025年7月の参議院選挙においては、組織内候補者を擁立したものの、結果は極めて厳しいものであり、私たちの力不足を痛感するものでありました。この現実から目を背けることなく、各都道府県連盟および関係団体からの総括を踏まえ、徹底した検証と改革を進めてまいります。
私たちは今、明確に認識しなければなりません。理学療法士の未来は、現場の努力だけでは守れないという現実です。制度を動かし、政策に関与しなければ、私たちの職域も、処遇も、決して望む方向には進みません。
<私たちが立つ二つの土台>
第一の土台は、対象者からの信頼です。これは私たち一人ひとりの不断の努力によって築き上げられるものであり、これからも揺らぐことのない根幹です。
しかし、もう一つの土台――それは私たちの所得と身分を規定する「保険報酬」であり、これは政治と制度の中で決定されるものです。この第二の土台に関して、傍観者であり続ける限り、現状は決して変わりません。
いま求められているのは、明確な意思と行動です。全国の理学療法士がこの課題を「自分事」として捉え、組織として結集したとき、はじめて状況は大きく動き出します。
日本理学療法士連盟は、その先頭に立ちます。制度を動かし、環境を変え、次の世代に誇れる職域を築くため、断固たる決意で行動してまいります。
どうか皆様におかれましても、これまで以上の結束と行動をもって、ともに歩んでいただきますよう、強くお願い申し上げます。
