「田中まさし議員の質問と閣僚の答弁」災害対応と教育改革へ

4月24日(水) 参議院予算委員会においてNHKでテレビ中継される中、理学療法士の田中まさし参議院議員が質問に立ち、岸田文雄 総理大臣と閣僚議員と答弁がなされました。田中まさし議員は、3月7日参議院予算委員会にて質問された防災救助法に続けて、今回は防災基本計画について質問されました。
能登半島地震において、災害リハビリテーション支援チームが避難所の環境整備・転倒転落の防止・生活不可圧状態の改善等の多岐にわた重要な役割を担っている事を報告した上で防災基本計画へリハビリテーション専門職の職名明記、そして国が行う研修における人材育成支援を求め質問されました。
それに対して、松村祥史 防災担当大臣より、高齢化が進む中で災害対応におけるリハビリテーション専門職の必要性・重要性は非常に高まっている事、そしてリハビリテーション専門職を防災関係に位置づけることについて厚生労働省ともしっかり協議していきたいという意向が述べられました。これを受けて、武見敬三 厚生労働大臣からも防災担当大臣としっかりと連携をして検討していきたいと述べられました。続いて、ユニバーサルヘルス・カバレッジ(以下、UHC)への支援について岸田文雄 総理大臣の意向について質問され答弁がなされました。

武見敬三 厚生労働大臣に対して、リハビリテーションがUHCの必須項目であり日本のリハビリテーションシステムをアジア・アフリカ等へ支援として推進する事について質問され、また日本のリハビリテーション専門職の教育課程について、グローバルスタンダートが最低でも学士教育である中世界理学療法連盟加盟国128か国の加盟国のうち、教育課程を調べられた126か国の約86.5%が学士以上、3年生以上課程はわずか約13.5%であり、約13.5%に日本の教育が入っている現状を報告し、日本のリハビリテーション専門教育をグローバルスタンダードに高度化していく必要がある事について言及されました。加えてリハビリテーション機器や福祉用具等の国際展開の推進についても言及されました。そして、インクルーシブ教育への取り組みについて岸田文雄 総理大臣の意向について質問され答弁がなされました。

盛山正仁 文部科学大臣に対して、障がいを持つ児童・生徒個々への学級担任による教育指導をより充実するという観点から姿勢や動作・自立活動や環境調整などを専門とするリハビリテーション専門職を特別支援学校・特別支援学級へ配置する事を推進すべきであると言及されました。詳細は参議院インターネット審議中継をご参照ください。

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7901