日 時 :平成31年3月23日(土) 時 間 :14:00~17:00(受付13:30~)
会 場 :伊勢志摩リハビリテーション専門学校
参加費 :会員3,000円(他職種4,000円、非会員9,000円)
定 員 :40名程度
締 切 :H31年2月22日(金)※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
申込方法:
講師:中谷知生先生(宝塚リハビリテーション病院)
内容:『脳卒中片麻痺患者の歩行再建のエビデンスと実践』
【講演要旨】
脳卒中片麻痺患者の歩行再建を図る上で、課題志向型アプローチの有効性が明らかとなってきました。この影響を受け、理学療法場面でも歩行トレーニング量を増やすアプローチが主流になりつつあります。歩行トレーニング量を増やすことは、歩行再建を図る上で非常に有効な手段のひとつですが、その一方で、ただ歩行量を増やすだけでは能力を最大限引き出すことはできません。私は回復期病棟に勤務しつつ様々な治療用デバイスを積極的に用いるなかで、より治療効果の高いトレーニング方法を検証してきました。その結果、立脚期後半の股関節・足関節の遠心性収縮を引き出すことで、より多くの片麻痺者の歩行能力を高いレベルに引き上げることが可能であることに気づきました。本講演では、脳卒中片麻痺者の歩行トレーニングに関するいくつかの重要な論文を紹介し、その理論を背景としたトレーニング方法の実践について、実際の臨床場面の動画を提示しながら解説します。
(問合せ)mieptrenmei@gmail.com(担当:しおりの里デイケアセンター 南出光章)