令和6年度 第1回鹿児島県理学療法士リーダー塾

令和6年度第1回鹿児島県理学療法士リーダー塾を6月21日(金)に開催いたしました。

今回、ひふみよ株式会社 代表取締役の白澤繁樹さんを講師にお招きし、「障がい者福祉と地方の持続可能性」というテーマでお話しして頂きました。

生きづらさや貧困、障害のある方が社会全体と共に成長し、地域の中で経済的自立しながら生活をしていくことを目標に就労継続支援B型事業所を中心に事業展開をされております。

可能性の最大化にフォーカスしその上で、自由な発想で可能性を追求する「福祉障害ベンチャー」として、一人一人の個性にも着目し作業や仕事の中でも「楽しいを得意」にしていけるよう仕事内容はあえての非効率を図っているそう。あえての非効率化によって雇用が生まれ、独創性が育ち、そこに価値が付き所謂「やりがい」のみではなく、事業として需要が生まれ組織として社会参画されている。

元々福祉業界といえば社会の経済活動の歯車からは、少し離れたところに位置しているが、その中で価値を高め、一つの事業として経済活動へ参加していくといった、一種の殴り込みのような感覚を覚えた。そうした中にはしっかりとした出口戦略がありそのためのプロセスを大切に歩んでいるからこそ一つ一つ違った形・色の「ひふみよベース」が出来ているのだろうと強く感じ、これこそが個の強さなのだと感じました。

今後も青年局副局長として、理学療法士の皆様と一緒に学んでいきたいと強く思いました。また次回以降、リーダー塾にも是非ご参加ください。

鹿児島県理学療法士連盟 青年局 副局長 村山 啓一郎