沿革

日本理学療法士協会設立から日本理学療法士連盟設立まで

日本理学療法士協会は社会の高度化・複雑化に対して質の高い理学療法を提供することを目的として、昭和41年(1966年)に設立されました。
会員の生涯学習や福利厚生などの支援体制を充実させ、わか国における理学療法の資質の向上を図り、 国民の医療福祉の増進に貢献しています。

しかし、国民の健康と福祉の充実に結びつく日本理学療法士協会の活動や意見も、民主主義政治の「多数決の原則」の前では、少数意見になってしまい、なかなか実現しにくいのが現状です。
公益法人としては国民福祉の充実に結びつく声も小さくなってしまうため、国民福祉の充実に結びつく、理学療法制度の実現には、国政の場での発言と支持が必須となってきました。そこで、多くの専門家、団体、職能団体が行っている、表裏一体の別団体である連盟の設立が必要であるため、理学療法士連盟が創立されました。

日本理学療法士連盟は、国民の健康と福祉の充実を目的に日本の理学療法士の意見、 活動を公言し、 それを制度として具体的にすることを目標にしており、決して特定の政党や個人の政治目的のために活動するものではありません。お互いに助け合って、日本の理学療法を良くしていきます。

昭和41年(1966年) 日本理学療法士会設立
昭和47年(1972年) 社団法人として認可される
平成16年(2004年) 日本理学療法士連盟届出