令和7年12月より、会長に就任させて頂きました藤平保茂と申します。
私事、協会活動の一助を担っていますが、社会の中で理学療法という職能団体を守るのために、連盟活動にもその経験を活かして参りたいと考えております。
わが国における理学療法が社会保証制度の中で確立されたのは、理学療法士法が施行されてから60年超になります。この間、医療に中で他の専門職と競合しながら発展して参りました。その目に見える形、つまり理学療法の価値が社会の中で査定される形が診療報酬であります。60年間の社会情勢の変化とともに、われわれの専門職としての評価がなされて来ましたが、その評価は、年々下がり続け、決して良い評価とは言い難い状況が続いております。
現在は、高齢化や少子化、IT化が進んでおり、業種によっては人員削減、人手不足といった二極化が進んでいる時代であります。そのような激動の現在、そしてますます働き手人口の減少化が進むとされている未来に向けて、理学療法が衰退しないよう、医療・介護(福祉)・保健業界から軽視されないよう、「理学療法を守る力」をより強めていく必要性を強く感じております。団体力つまり政治力を強め、将来の理学療法士の身分保障を確保していかなくてはならない時代に入っているものと思われます。
連盟役員として、みなさまからのご意見やご要望を頂きながら、理学療法士として得られた専門知識・技術、対人援助力が社会から妥当に評価され、年々その対価が向上されるように、われわれの業績をしっかり理解し支持してくださる政策やそれを唱えてくださる政治家に要望や意見を伝えて行く所存であります。
理学療法士の資格を取得されたみなさまには、上記のように変化する社会情勢の流れになかで、理学療法士が地域社会から強いニーズを得ることができ、それに応えていくことができる専門職、その専門職員で構成される職能団体であり続けられるよう、より一層のご協力をお願い申し上げます。
和歌山県理学療法士連盟会長
藤平保茂